坊さんが屁をこいた
よく「東京はほとんど地方人の集まり」なんてことを言われるが、大阪にもエセ大阪人はたくさんいる。何年か住んでいると、ある程度は関西弁のイントネーションになってくる。だが、それも数字を数えるとバケの皮がはがれるのである。
子供の頃、必ず誰でもお風呂で数を数えさせられた記憶があるだろう。
「なあ、もうあがってええ?」
「アカン。あと10数えてからな」
「イ〜チ、ニ〜イ、サ〜ン・・・・」
この数を数えるときのイントネーションが独特なのである。う〜ん文字で表現するのは難しい。そしてこのイントネーションを習得するのがそうとう難しい。
従って、
エセ大阪人はこの数字を数えるとバレバレなのである。
あと、数字関係でもうひとつ面白いことがある。それは『初めの一歩』遊びだ。
子供の頃に誰もがやった遊びで、オニが木や壁に向かって目隠しをして10数える。
その間にオニ以外の子が離れたところから、ちょっとずつオニに近づいていく。
10数え終わったオニが振り向いたときには静止していないといけない。ちょっとでも動くと指摘され、オニにつかまるという単純な遊びなのだが、その数の数え方にも関西独自のゴロあわせがある。
関西圏以外の大部分は『だるまさんがころんだ』だと思う。しかし関西ではナント『ぼんさんがへをこいた(坊さんが屁をこいた)』と言うのだ。なんともまあ信心のかけらもないゴロあわせ!!
しかも、たまにフェイントをかけて20まで数えることもあるのだが、そのときはこうである。
ぼんさんがへをこいた。においだらくさかった。
すごい!すごすぎる!!お寺のお坊さんがオナラをして、そしてそれを嗅いだらクサかったというのだ。坊さんが人前で屁をするなよっ!かぐなよっ!!
檀家が泣くぞっ!!