実はお上品なんです

大阪人は下品でガサツであつかましいというイメージはとんでもないヌレギヌで、
実はとってもお上品なのである。
これまでのエピソードで、私自身、かなり大阪人のイメージを落としてしまったと、少々反省している。 そこで、いかに大阪人がお上品であるかを、名誉挽回の意味を込めて紹介したいと思う。

大阪人のお上品さは、まず言葉に表れている。「大阪弁のどこがお上品なのよっ!」と思ったそこのあなた!! きっとこれを読んだあとには、「私が間違ってたわ。ごめんなさい」という気持ちでいっぱいになることだろう。
まず、大阪人はいろんな単語に「お」をつける。「お茶碗」「お箸」「お米」・・・「えー、普通じゃん」・・・そうここまではね。 ところがどっこい!!何もそれにまで「お」をつけなくってもー!っていう、とっておきのがある。
それは「お外」である!!!!
大阪人は屋外のことを「お外」と言うのだ。たとえば用例のひとつとしては、家の中でドタバタと遊んでいる子供に向かって、母親が 「あんたら家の中でバタバタせんと、お外で遊んできなさい!!」というふうに使う。 話す対象が子供の場合にこの『お外』がでるのだ。

あと、とんでもないものに「さん」を付けることだってある。美容室のことは「パーマ屋さん」、銭湯のことは「お風呂屋さん」、 パチンコ店のことは「パチンコ屋さん」などなど・・・。
また、ガラが悪いとされているヤンキーだって、ホントは上品なんだから。だって普通、ヤンキーや不良っていうのは、 警察官のことを「ポリ」とか「ポリ公」とか言うでしょ。確かに呼び捨てにすることもある。しかし結構、こう呼んでいるヤンキーも多いはず。「ポリさん」って・・・。
いかつい顔したヤツらがですヨ。ポ・ポリさんてーー!
「ポリ」で落としておいて、「さん」でちょっと持ち上げたりするところがカワイイではないか。
それから、不思議なものに「ちゃん」が付くこともある。エミちゃん、チカちゃん、ナルミちゃん・・・そういう人間に対して付ける「ちゃん」じゃあない。何につけるかって?
それは「アメ(飴)」ですよ「アメ」!!
驚くべきことに、大阪人は「アメ」のことを「アメちゃん」と言うのだ!!

いかがだっただろう?「私が間違ってたわ。ごめんなさい」という気持ちになっていただけただろうか?・・・え?日本語として間違ってるって?さー、そんなことは知らんなぁ・・・。