2002年11月 飼育日記

 

2002年11月30日(土)曇り
のんチンと飼い主が暮らすマンションはペット禁止になっている。ゆえに、のんチンを病院へ連れて行くときや、のんチンの牧草を持ち帰るときなどは、ひたすら隠密行動をとらなければならない。つらいところである。
だからのんチンのキャリーは、傍目にはわからないトートバック型のものを使っている。バスケットタイプの“いかにもペットが入ってますよ〜”的なキャリーは間違っても使えない。
ところが先日のある夜、事件は起こった。
仕事が忙しく帰宅の遅い飼い主は、食事を済ませ深夜に部屋の片づけをしていた。ゴミを出そうと思い(自宅マンションは24時間ゴミ出しOK)、大きなゴミ袋を持って玄関を出た。 するとそれまでゴロゴロしていたのんチンが「ボクちんもお手伝いするじょ〜」と言っているかどうかは定かじゃないが、トコトコと後をついて玄関先まで出てきたのだ。
深夜も1時をまわっていたので、よもやこんな時間に誰かに出くわすことなどないだろうとタカをくくっていたのが大間違い!!なんとエレベーターから同じ階に住む男の人が降りてきたのだ!!
のんチンを目撃したその男性は「えっ?」って感じで凝視し、不思議なものでも見たような顔をして自室に入っていった。それからの飼い主の頭の中は「もし管理人に咎められたら・・・」と言い訳ばかりがグルグルしていたことはいうまでもない・・・。

 

2002年11月25日(月)雨
長年にわたり(フッ・・・たかが1年半のくせに)、のんチンの専属カメラマンをやっていると狙っていなくても、ときどきすごいショットをデジカメにおさめるときがある。
わたしとしてはウサギののんチンを撮っているつもりなのだが、あとでパソコンで見てみると「なんじゃこりゃ!!」と驚くことがある。それはどう見てもウサギさんじゃない生物だったり、ときには哺乳類ではなかったり・・・。そんな写真が撮れた日にゃあ、飼い主はおポンチギャラリーにUPしたくてウズウズするのである。
先日ものんチンが、やけに何度も背伸びをするのでカメラを構えていたところ、すごいスクープ写真が撮れたのである!!!!こ・これはもはやウサギでもなんでもない!!動物界初の珍種の動物だーーーっ!!というような写真だ。
イリオモテヤマネコもオオサンショウウオもこの写真を見れば、なんて普通の生き物だったんだと思われる方も多いだろう。(ゴメンナサイ。ついつい前フリがオーバーになってしまいました・・・見てがっかりした人はごめんなさい)
とにもかくにも見てみないことには始まらない。今すぐ『おポンチギャラリー・・・Act19』へGo!

 

2002年11月20日(水)晴れ
ぎゃーーーーーーーっ!!
たまぎる悲鳴をあげたのは、なにを隠そう飼い主である。なぜ悲鳴をあげたかというと、飼い主がもっとも苦手としている虫を発見したからだ。いつものんチンが食するチモシーキューブを入れてあるケースに、体調2ミリぐらいの白い虫が数匹うごめいていた。形状はイモムシ型。
かたちの大小は関係なく、飼い主はイモムシ型の虫が死ぬほど嫌いなのである。ときどき野菜なんかにも緑色したイモムシ型の虫がついていることがあるが、発見した瞬間シンクの中に投げてしまうほど苦手。もっとも虫の方がもっと驚いているだろうが・・・。
幸い天気が良かったので、さっそくチモシーキューブをベランダで虫干しすることにした。もちろん手で持つことなんかできないから、割り箸で1コずつ広げた新聞紙の上に並べていく。おまけにポリエチレンの手袋をはめるという念の入れ方。
ベランダと部屋を行ったり来たりする飼い主を見て、のんチンは「なになに?なんか楽しいことやってんの?」てな感じで、足元にまとわりつく。危ないったらありゃしない・・・。うっかり軽く蹴飛ばしてしまった。 一緒に遊んでもらっていると勘違いしているのんチンは、そんなことはお構いなしに、お耳をプルップルッと振り回しながら大喜びで駆け回っていた。
何をやってもお気楽野郎である。

 

2002年11月15日(金)晴れ
昨夜のこと・・・。仕事で疲れた私は深い眠りについていた。突然、何かえたいの知れないものが、体の上にのしかかってくるような感覚にみまわれ動けなくなった。
ウッ!こ・これは金縛り?・・・。
どうやら私は季節はずれの霊現象に遭遇しているらしい。そういえば夕べ寝る前に、なんとなくイヤな予感がしていた。説明のしようのない感覚である。そして予感は的中したのだ。
怖くて目が開けられない。心臓はバクバクと早鐘のようになっている。「どうしよう」と心の中でつぶやいたその瞬間、私の顔に生暖かい息が「プープープー」と・・・。え??プープープー??どこかで聞いた覚えがある。記憶をたどってみる。あれは確か・・・ってのんチンやん!!のんチンしかおらへんやん!!プープーとか言うヤツは!!
目を開けると目の前に、トボケた顔したのんチンがいた。しかも飼い主の上にデンと乗っかっている。「テヘッ♪ビックリした?」って感じで、飼い主の顔をのぞき込んでいるではないか!!
てめーーーっ!人の上に乗っかって、なに遊んでやがんだよーーー!!怖くて泣きそうになったじゃねーかバカヤローーーー!!!!!クスン・・・。

 

2002年11月11日(月)晴れ
のんチンはとにかく狭いところや隅っこが大好き。姿が見えないな〜と思って探してみると、必ずどこか隅っこにいることが多い。
隅っこにいって大人しくしていてくれるんだったら問題ないんだけど、絶対に何か悪さをしている。ガサガサと音をたてて絨毯を掘っていたり、バリバリとふすまを破いていたり、ガリガリとソファーを齧っていたり・・・。そのうち我が家は、遊園地のお化け屋敷も真っ青というぐらい、ひどい状態になるんじゃないだろうか。
なかでものんチンが大好きな場所はソファーの裏である。ここはひどい・・・。絨毯は見るも無惨な姿に変わり果て、のんチンがめいっぱい楽しんだ痕跡が残されている。もちろんのんチンがそこへ入ろうとすると、一応「コラッ!」と叱る。すると一瞬は反省した顔を見せるのだが、それも3秒ともたない。
少しの間、ジーーーッとこちらの出かたを観察して、大丈夫かなと思うとテテテテテと目的の場所に入り込んでいく。また叱ると見せかけの反省をする。しかしまたチャレンジする。何回も何回も何回も何回も・・・。そんじょそこいらのストーカーのしつこさなんて比べものにならいんじゃないかと思うぐらいしつこい。飼い主とのんチンの怒涛の根くらべが延々と続くのであった。
(隅っこにいるのんチンの写真をギャラリーにUPしてあります・・・Act18)

 

2002年11月6日(水)晴れ
のんチンは自分の部屋があるくせに、いつもテレビが置いてある飼い主の部屋にいる。
音には敏感な動物だから、テレビの音がうるさくないのかなぁ?と不思議に思うことがある。自分の部屋に行けば暗いし静かだろうに、なぜか蛍光灯が煌々とついていて、テレビの騒音がある部屋にいて・・・。しかも飼い主と一緒にテレビを見ているのだ。
またまた〜!!と思った人もおられるだろう。そうだよね・・・。ウサギがテレビを見るはずはないんだけど、飼い主にはどうもそう見えてしかたがない。
ペット関連のテレビ番組なんかを見ていても、世の中には「うちのワンちゃんは人間の言葉を喋るんですぅ」なんて言い出す人までいたりして・・・。で、実際そのワンちゃんが「ウォンアン」などと、みょうな鳴き方をすると「ほらぁ今“ご飯”って言ったでしょ!」なんてことも・・・。 でも、よそ様のペットは客観的に冷静な目で見れるもんだから「え〜!飼い主の思い込みやん」てなことも多かったり・・・。だが飼い主の耳にはまぎれもなく「ご飯」と言っているように届くのだろう。
まことペットとは不思議な存在です。 あなたもそんなおポンチな飼い主になってませんか?

 

2002年11月1日(金)雨のち晴れ
夏の間はグータラしていたのんチンだが、ここ最近はえらく活動的になっている。いたずらやホリホリといった行動が目立つ。
洗濯物を取り込んだらすかさず走ってきて洗濯物の上で大暴れ。「ヤッホー!ホリホリしちゃうぞ〜!」てな感じで、ホリホリしながら自分の体の下にグイグイ洗濯物を押し込んでいく。押し込んだ洗濯物を今度は前に押し出す。ときどきガジガジと齧る・・・。
ちょびっとしか布地を使ってないくせにバカ高い下着なんかにそれをされた日にゃーたまったもんではないが、タオルやTシャツといった類はあきらめることにしている。おかげで家にいるときの飼い主の格好といったら、「どちらのホームレスさんですかぁ?」状態である。穴だらけのTシャツに穴だらけのスウェット。いわゆる『百年の恋も冷める』ような格好なのだ。
しかも、初めのうちこそ穴あき服を着るのに抵抗もあったが、今では相当数の穴があいていても平気になっている自分が怖い。まるで坂道を転げ落ちるように女を捨てている自分に気付くときがある。相手が人間の男なら「責任とってよ!」と、文句のひとつも言えるんだけどなぁ・・・相手がのんチンじゃあねぇ・・・。
(のんチンのホリホリ関連の写真をギャラリーにUPしてあります・・・Act17)

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